PHILIPS(フィリップス) ソニックケアー「プラークディフェンス」と「イージークリーン」の性能比較表

▼目次

ベーシックな2つのシリーズは入門用にも最適

イージークリーンとプラークディフェンスはどちらも1モード動作のみのベーシックモデル。電動歯ブラシを初めて試してみたいという方にもおすすめです。特に、PHILIPSのソニッケアーシリーズの最大の売りである毎分31,000回の振動数も、このモデルにも搭載されているのもポイント。

ソニックケアー「プラークディフェンス」と「イージークリーン」の性能比較表


モデル名	プラークディフェンス HX6291/24	プラークディフェンス HX6201/25	イージークリーン HX6531/10	イージークリーン HX6522/50
ソニックテクノロジー振動数	約31,000回/分
イージースタート	初心者にやさしくパワーを段階調整
スマートタイマー	○	○	○	○
水洗いOK	○	○	○	○
クリーンモード	○	○	○	○
カドペーサー	みがき時間をお知らせするタイマー機能付き
充電器	充電器		紫外線除菌機能付充電器	充電器
充電池	ニッケル水素充電池		リチウムイオン電池
充電時間	フル充電まで48時間		フル充電まで24時間
使用回数/時間	約2週間（1日2回、2分間使用した場合）
ケース	-	-	-	-
質量	133.8g	133.8g	127g	127g
レビューと感想	レビュー感想	レビュー感想	レビュー感想	レビュー感想

大きな違いは内蔵電池。リチウムイオンとニッケル水素の違いって？

イージークリーンがリチウムイオン電池(Li-Ion)なのに対し、プラークディフェンスはコストの安いニッケル水素電池(Ni-MH)を内蔵しています。一般的にニッケル水素電池の欠点として自己放電によるバッテリー容量低下や、継ぎ足し充電により本来の充電容量が低下してしまう「メモリー効果」があげられます。また、重量もリチウムイオン電池に比べ少し重いです。

自己放電とは？

バッテリーは使用しなくても、時間の経過と共に徐々に充電された電気を放電します。ニッカド電池>ニッケル水素電池>リチウムイオン電池の順に自己放電率は高くなります。

メモリー効果とは？

バッテリー容量がある程度残っている状態で放電を止め継ぎ足し充電を行うと、継ぎ足し始めた付近の容量を記憶(メモリー)するようになります。その後、電動歯ブラシを使用し容量付近までくると電圧が低く推移しパワー不足に陥ることがあります。この現象がメモリー効果と呼ばれています。

リチウムイオン電池は自己放電(使用していないときに電池が減ること)やメモリー効果は、ほとんど無視できるレベルです。その分コストが高く、安価な電動歯ブラシには搭載されません。

	リチウムイオン電池（イージークリーン）	ニッケル水素電池（プラークディフェンス）
重量	軽い	重い
メモリー効果	ほとんどない	ある
自己放電	ほとんどない	ある
コスト	高い	安い

メモリー効果からの回復方法

容量の減少は見かけの現象で、実はトータルではそこまで容量は減っていない場合が多いです。リフレッシュと呼ばれる深い放電を行うことで通常は解消されると言われています。電動歯ブラシの場合は一度完全に放電し切ってから再びフル充電することでリフレッシュ効果が期待できます。ですが、高温状態で保存されていたり充電回数の寿命が近くなっていればバッテリー自体の容量が劣化しているため、完全に元には戻りません。

充電池を長持ちさせるには、高温になる場所に放置しないことです。夏場など高温になる季節は電池の劣化が進むので注意してください。

付属するブラシの違い

○=1本付属
ブラシ名	プロリザルツプラークディフェンスブラシ	プロリザルツブラシ
HX6291/24	○	-
HX6201/25	○	-
HX6531/10	-	○
HX6522/50	-	○
レビューと感想	レビュー感想	レビュー感想

新しく出たプロリザルツプラークディフェンスブラシのほうが、ブラシが湾曲しており奥歯までしっかりと届くようになっています。ブラシは約3ヶ月で交換となるため、付属する1本はあくまでもお試しといった感覚で捉えてよいでしょう。個人の好みや歯並びによって、自分にあったブラシヘッドに交換することで、磨き心地もかなり変わってきます。

【製品ラインナップ一覧】


モデル名	プラークディフェンス HX6291/24	プラークディフェンス HX6201/25	イージークリーン HX6531/10	イージークリーン HX6522/50
レビューと感想	レビュー感想	レビュー感想	レビュー感想	レビュー感想